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世界陸上を終えて…
世界陸上大阪 活動報告

谷内雄亮選手 谷内雄亮選手
(50km競歩出場 17位 4時間05分21秒)


初の世界陸上でしたが、4月15日の日本選手権50km競歩大会が終わってから大会当日まで、不思議なくらい落ち着いていました。
どの大会も1週間前くらいから少しずつ緊張してくるのですが、世界陸上をテレビで見ていても、自分がもうすぐあの場で戦うんだなという意識がまったくなく、一陸上ファンとして見ていて、本当にこんなに緊張してなくて大丈夫かな?と不安になるくらいでした。
大阪入りはレースの3日前の29日でした。大阪に入ってから気になったのは、思ったより涼しいと感じたことです。むしろ寒いくらいで、いつもジャージ上下着て生活していました。選手村は一人部屋で、フロアごとに警備員もいて厳重に守られていました。他の日本代表選手との交流も楽しみにしていたのですが、思わぬ日本選手の不振続きで、みんなぴりぴりしていてあまり話をできなかったのが残念でした。
私のレースは9月1日の朝7時スタートでした。レースの目標は前半抑えて行って、後半暑さでバテる選手を一人ずつ捕えて入賞する作戦でした。ほぼ予定通りのレース展開ができたのですが、結果は17位、世界の壁は思ったより高いと実感しました。しかし今持っている自分の力は十分発揮できたと思います。
最初から最後まで、沿道の皆様の応援がすごくて、すごく力になりました。今までの競歩人生で一番楽しいレースができ、ゴールしてからも幸せな気持ちでいっぱいでした。
レースが終わってから、日本選手団として応援しました。テレビで見ている以上に競技場は盛り上がっていて、すごく興奮しました。男子のリレーは、不振続きの日本チームの流れを変える快走を見せてくれ感動しました。
閉会式の前に少し時間があったので、いろんな選手と写真を撮って交流を取りました。試合前は寄せ付けないオーラを持っていましたが、試合後はみんないい表情で、自国開催の世界陸上を楽しんでいたと思います。閉会式は思ったより地味でしたが、最後にみんなで、トラックを一周しながら観客に応えたりして、同じ戦友として一つになれた瞬間でした。
世界陸上が終わって、世界で戦うのはこんなに楽しいって事なんだと強く実感しました。ますます北京オリンピックに向けての意識が変わってきました。世界陸上という大舞台で、皆さんの熱い応援をもらってレースできたことは一生の思い出です。北京オリンピックに出場できるよう大会で得たことを教訓に練習に励みます。
谷井孝行選手 谷井孝行選手
(20km競歩出場 21位 1時間26分53秒)


7月に代表に内定してから大阪入りまでの間のほとんどを長野県にある志賀高原で過ごしました。世界選手権で戦うためには2〜3年前から動きを崩してスランプに陥っている状態をなんとかしないといけないと思っていました。毎日、試行錯誤しながら練習をこなしてきました。試合が近づくにつれ、気持ちも高まってきましたが、それと比例して不安と焦りが生じてきたのも確かでした。
大阪入りは8月23日の試合3日前でした。その前日に神戸で結団式があり、選手団全員でバスでの移動となりました。宿泊先はビジネスホテルでした。4、5、6階が日本選手団のフロアになっており、警備員が常にエレベーター前と廊下に立ってADがないとそのフロアから出ることも入ることもできない状態でした。食事は少し離れたホテルの所になっており、バイキング形式でしたが、途中外食したりもしました。6階にあるトレーナールームではマッサージだけでなく、選手の出入りが多いだけに選手達の憩いの場でもあり、会話を楽しんでのリラックスもできました。今回はシングル部屋だったので自分のペースで生活ができ、試合に臨むことができました。
スランプ状態を脱出することができず、不安を抱きながらのレースになってしまいました。序盤はこれまでの世界大会では考えられないようなスローペースでしたが急激にペースがあがる場面が数回ありました。1、2回の対応はできましたが10km過ぎのペース変化に対応ができず、ペースダウンしてしまいました。この暑さの中で地元有利と言われていましたが、有利な状態にもっていけなかったことに悔しさを感じます。しかし、多くの声援もあり、あきらめることは絶対したくないという気持ちから最後までしっかりと歩くことができました。たくさんの力をもらい本当に感謝の気持ちでいっぱいです。順位、記録共に納得のいくものにはなりませんでしたが地元で日本代表として多くの方々の声援の中で歩けたことを誇りに感じます。
試合が2日目の26日だったので、その後は日本選手の応援をしていました。試合が終わった者から応援にまわり、まとまって声援を送っていました。その中で他種目の選手といろんな会話をしました。世間話がほとんどでしたが、その違った種目の特徴や練習方法を聞いたり、どのような環境で練習をしているのかを聞いたりと、とても勉強になる話もできました。逆になんで競歩を始めたのか、競歩はどこの筋肉を使って骨盤の動きはどういうふうになっているのか等を聞いてくる人もいました。こうやって他種目の人と話すことによって今までの自分にない知識を得ることができ本当に良い経験ができたと思います。また、世界ユース、ジュニア、ユニバーシアード等の世界大会で知り合った選手や同じ日本大学の同級生、先輩もおり、楽しく過ごすことができました。
世界の選手ともコミュニケーションを取ることができました。中でも嬉しかったのは現役を引退しましたがシドニーオリンピックで競歩界初の20km、50kmを制し2冠を達成する等の輝かしい成績を残し、競歩界の神様と言われていたコジェネフスキー選手から挨拶をもらったことです。以前知人を通して紹介してもらい面識はありましたが覚えていてもらえたことに喜びを感じました。
今回は日本での開催ということもあり、今までの世界大会とは違った雰囲気がありました。やはり、観客の応援の中心が日本選手にあったからだと思います。スタート前の選手紹介の時の歓声やリレーで日本記録がでた時の歓声はとても大きく感動しました。多くの人が日本人選手を見に来てくれて、そして世界のトップ選手の一つ一つのパフォーマンスに歓声や拍手の数々があり、それを聞くたびに日本で開催されてよかったなと思いました。
ここ2〜3年のスランプ状態の中で世界陸上に出場することができ、そして最後まで歩ききれたことは、調子が戻った時の大きな財産になると思います。今回の経験と悔しさがあったからこそ今の自分があると言えるように調子を取り戻して来年のオリンピック出場、そして上位入賞を目指していきます。
数多くの声援ありがとうございました。
20km競歩 レースの様子 20km競歩 レースの様子
20km競歩 レースの様子
50km競歩 レースの様子 50km競歩 レースの様子
50km競歩 レースの様子
谷井選手(左、中)と谷内選手(右)
谷井選手(左、中)と谷内選手(右)
谷内選手(左)、競歩選手の皆さん(中)、日本選手団の皆さん(右)
谷内選手(左)、競歩選手の皆さん(中)、日本選手団の皆さん(右)
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